変なもの作りませんか

くるくるデモ - 某月吉日の出来事@はてなみたいなものを作ってる理由を書いてみようかと思います。

えーそれは、変なことをやってみたいからです。オープンアプリでは3D描画がサポートされてない、じゃあ3D描画するアプリ作ってみたいよね、そんな感じです。

ゲームに半透明描画組み込めないかなと思ったのもそんな理由です。半透明描画がサポートされてないから。

昔、MSX-FANという雑誌の投稿プログラムコーナーに、たまに変な作品が掲載されることがありました。「変」のベクトルが上で書いたのと若干違いますが、ともかく私は変な作品がかなり好きで、見るたび感銘を受けていました。

紙箱の上にマウスを置いて、両サイドから箱を叩き合い、とんとん相撲をシミュレートする「マウス大相撲」。ゴルフのパターでマウスを打って遊ぶ「PADでPAT」。他に、ジョイスティックを2つ使って操作する(=ジョイスティックを2つ持ってないとプレイできない)ホバークラフトのゲームもありました。

なんか最近はお行儀のいいものしか見かけなくなったなぁ、という気がします。

Nintendo DSWiiなんかは、タッチペンとかマイクとかリモコンとか、すごく「変」でいいんですけど、あれはハードウェアを作った任天堂がすごいんですよね。でもその上で動くソフトとなると、例えばDSでタッチペンを使っても、DS的にはそれで「普通」であって、別に「変」じゃない。すごくない。任天堂が予想もしてなかったようなハードの使い方をしないと「変」ではないわけで、これはかなり難しそう……。

ケータイJavaアプリで「変」なのというと、画面真っ黒に塗りつぶして鏡、とか言ってるのが、ローテクではあるけどけっこうハイセンスかなぁと思います。あと、レイトレーシングをするiアプリが、いい感じですね。「それにどんな意味あんの?」と言ってしまえばそれまでだけど、その意味のなさがたまらなく良い。