くるくる3Dデモ docomo版 仮公開

くるくる3Dデモのdocomo版を仮公開しました。

バイナリはこちら (docomoケータイでアクセス)

まだ仮公開なのでソースは用意してません。

iアプリのパフォーマンスを見るために、auオープンアプリから移植してみました。3Dの計算は自前でやっていて、それ以外は大したことをしてないので、予想通り移植はわりと楽でした。たぶん2〜3時間くらい。

で、実機で実行してみてビビりました。N903iで、およそ60fps出ます。(プログラムで最大60fps程度に収まるように制限しているので、これ以上は出ません。)

W52CAでは15fpsくらいだったので、圧倒的な差です。

auケータイはBREW(C++)が基本で、オープンアプリプレイヤーJava環境はその上におまけとして載っているようなものなので、iアプリの実行環境とはかなり性能が違うだろうと踏んでいましたが、まさかここまでとは……。

iアプリゲーム開発テキストブック―903i/703i対応には、DoJa(iアプリ)からMIDP(オープンアプリ等)への移植の手間を軽減する方法として、DoJaのAPIをエミュレートするようなラッパーを作るというのが紹介されていますが、実機の性能差を考えるとこれはまったく逆ですね。

MIDPを基本として、DoJaへの移植の時に、MIDPAPIをエミュレートするレイヤーを作るのが妥当と思います。MIDPの方が世界標準なんだから、DoJa側がそれに合わせろ、という気もしますし。(;p

といっても、MIDPの中でもauオープンアプリプレイヤーだけが飛び抜けて性能が低いのかもしれませんが。