チャレンジとか頑張れとか

上の方で「Mercurialに再チャレンジ」とか書きましたが、実は以前、日本語の「チャレンジ」って言葉、あんまり好きじゃなかったんですよね。なんか軽々しいというか、真剣味が足りないようなニュアンスが感じられて。英語のchallengeは別にそんなことないんでしょうけど。

でも最近は、そのくらい軽い感覚で「チャレンジ」して、失敗してもコロッと忘れてまた次に向かっていくのがいいのかなあ、と思い始めています。

一方、「頑張れ」という言葉は今でも少し抵抗があります。精神をちょっぴり病んでいるような方ならわりと分かっていただけるのではないかと思います(私は今も月1回、心療内科通院中です)。

会社勤めしていた間、職場の人たちとの会話では、明らかに冗談と分かる文脈でたまに「頑張れ」を使うこともありましたが、真剣にやばいときには何か別の言い方をするよう意識していました。

高校の頃、ある先生が(実はどの先生だったか忘れてしまいましたが)、「頑張っても必ず報われるとは限らない」と言われたことがあって、そのとき「学校の先生がなんつーことを言うんだろう」と思うのと同時に「この先生は信頼できる」と思ったのを覚えています。こんな先生から「頑張れ」と言われるのであれば、頑張ってみようかという気にもなります。

もう一つ昔の話ですが、ある人と何度か手紙をやりとりした時に「チャレンジ」「頑張って」「頑張る」を連発されたことがあって、ものすごく鼻についたことがあります。で、その人、どうも精神科医になってるみたいなんですよね。精神医療において、安易な「頑張れ」って禁句だと思うのですが、果たしてうまくやれてるのやら。