ロボットコンテスト

寝る前にちょっとケータイでワンセグ放送を見ていたら、高専ロボットコンテストの番組をやっていた。

ロボコンというと、昔NHK(だったと思う)で紹介していた、MIT(だったと思う)のロボコンの様子を思い出す。たしか、まだ日本でロボコンが開催されるようになる前の時代。

その頃のMITのロボコンは、学生たちがそれぞれまったく同じ材料を与えられて、そこからいかに独創的なロボットを作り出せるかを競っていたと思う。これは見ていて本当にわくわくしたし、自分も将来参加してみたいと思ったほどだった。

この、「同じ材料からいかに違うものを生み出せるか」というのが、実はけっこう肝だったのではないかと思う。(少なくとも自分にとっては)

今の日本のロボコンは、まぁ見ていてそれなりには面白いのだけど、参加してみたいと思ったことはない。材料の制約がなくなって、作れる物の幅は広がったのだろうけど、何か面白さの根幹の部分が失われてしまっている気がする。

こんな観点からロボコンを見ている人って、あんまりいないのかなぁ?