ブログのユーザー層

最近チェックしていたブロガーの中で、はてなダイアリーに移行しようとしたけどlivedoor Blogに戻したという方がいて、その理由の3つめに「ユーザー層の違い」というのが挙がっていました。

私はブログサービスごとのユーザー層というのをほとんど意識したことがないんですが、やっぱりそういうのはあるんですかねぇ。

そういえば、「はてな民」なんていう言い方もあるようですし。たしかにはてなダイアリーは書き方がちょっと特殊ですし、はてなキーワードだとか変わった特徴もあるので、ある程度偏った人種が集まるかもしれませんが。

極端な例だと、しばらく前に炎上したとあるYahoo!ブログで「公開ブックマーク、サムネイル画像の使用を禁止します(ただし、Yahoo!ドメインを除きます)」なんて書いてる人もいました。「Yahoo!ドメインを除く」となっているのがミソで、どうやら同じドメイン内でブログを書いたりしてる人は「ご近所さん」だと思っているようですね。

私は、集まるユーザー層を考えてはてなダイアリーに移行したわけではないので、この辺の感覚はよく分かりません。自分がどこかのブログ記事を読む場合も、別なサイトからのリンクをたどるか、あるいはGoogleで検索するかのどちらかなので、誰がどこのブログサービスを使っていようがまったく関係ありません。

私の感覚では、どこのサービスを使うかというのは、使い勝手とか費用(無料の所がほとんどだと思いますが)とかで選ぶものです。一方、ご近所かどうかは、書いている内容やらリンクのやりとりやらで決まってくるもので、どこのサービスを使っているかは何の関係もないと思っています。

でも、もしかして、同じブログサービスを使っている人はご近所、というような感覚の人も世の中にはたくさんいるんでしょうか。

日本はGoogleよりもYahoo!のほうが人気があるという変わった国らしいので、何かポータルサイト的なものからカテゴリやらをたどっていって好みの情報を見つける、という人が多いんですかね。そうだとすると、ブログ記事も各ブログサービスのトップからたどって探すことになって、「同じサービスを使っている人はご近所」という感覚が生まれるのかもしれません。

「ブログのユーザー層」の「ユーザー」が指すのが「書き手」のことであれば、大して気にすることもないと思うんですが、「読み手」がブログサービス毎に違うのだとすると、読ませたい相手に合ったブログサービスを選ぶ必要も出てくるのかなぁ、などと思ったりしました。